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●2005.2.26 Sat

今回は、ちょっとイイモノご紹介します
内装のドアと引戸です。枠組みはスプルスという松科の無垢材で組みました。

 

 (写真:左)すべすべとした肌触りのとてもきれいな白木です。それにガラス、ではなくて今回は旭硝子製の「ツインカーボ」というプレートをはめ込みました。

 断熱高耐侯中空ポリカーボネートシートというものですが・・・中空構造、わかりやすく言うとダンボールみたいに中を細かく仕切って空気層を作ったポリカーボ製の板のことです。
 この中空構造がすごい威力を発揮します。重さは同じ厚さの板ガラスの約1/10。断熱性・保温性は約2倍。しかも割れにくく(ガラスの200倍!)燃えにくい性質を持っています。丈夫で安全です。

 今回使用したのは乳白色のツインカーボですが、透明、半透明、ブルーやグリーンなどもあっていろいろ面白く使えそうです。今回、枠はお客様のご希望で壁の色に合わせて塗装で白く仕上げましたが無塗装でもいい感じで仕上がります。(写真:上左)

 この写真の引戸の部分はもともと2枚とも片開きドアでしたが、引戸にかえたことで出入りがずっと楽になりました。



 写真では判りませんが見えない所に製作にあたった建具屋さんのいろいろな工夫が施されています。

 実は施工は去年の暮れ。でも完成したのはつい数日前。何故かというとお客様が「実際に使ってみて判ったこと」をひとつひとつ改善していってやっと完成したからです。




このひとつひとつの積み重ねが財産です。
実はこのツインカーボのことを教えて頂いたのもお客様でした。

今回は無垢材を使いましたが、アルミのフレーム等を使って間仕切りにしても面白いです。